中堅・中小製造業に150社以上の導入実績

クラウド型生産管理システム

ASPACクラウド.com

ASPAC-生産管理.クラウドの概要

ASPAC-生産管理.クラウドは、中堅・中小製造業様に数多くの導入実績がある生産管理システムです。
中堅・中小製造業が基幹システムとして必要な、販売管理、生産管理、購買管理のすべての機能を備えています。
ASPAC-生産管理.クラウドでは、「販売管理システムを導入」「販売管理・購買管理システムを導入」「販売・生産・購買すべてのシステムを導入」という、導入企業が必要に応じて機能を選択できる3つのパターンを提供しています。

1. 適用業種

  • 部品加工業(ゴム、磁石、ねじ、バネ 等)
  • 自動車部品製造業
  • 金属加工業(プレス、切削、板金、鍛造 等)
  • 精密機械部品製造業
  • 電子・電機部品製造業
  • 医療器具製造業
  • 機械部品製造業
  • その他中小製造業

2. 製品の特長

(1)部品加工業に適した部品表(BOM)

品目マスタ・構成マスタに加えて、部品加工業に必須の「工程手順マスタ」が装備されており、加工工程ごとの生産指示・実績の把握、工程進捗、工程別仕掛在庫管理が行えます。
構成マスタを備えているため、組立業様でもご利用いただけます。

(2)得意先との企業間連携機能

「部品サプライヤー」-「メーカ」-「カストマー」のサプライチェーンの中で、部品サプライヤーがメーカから求められている「企業間連携機能」として、①EDI機能、②トレーサビリティー機能を提供しています。

①EDI
JEITA/EDI、WEB-EDI連携

②トレーサビリティー
ロット情報を入力することにより、原材料の受入から生産(社内・社外)、出荷に至るまでのロットトレース機能(トレーサビリティー)を提供しています。
ロット別の在庫管理、入出庫履歴の把握も行えます。

(3)工程計画立案支援機能(AsPLANer(アスプランナー))

各工程で使用する生産設備ごとの工程計画(ガントチャート)の作成を支援します。
マウスを使用した簡単な操作で、計画の立案・変更が行えます。
AsPLANerは、「ASPAC-生産管理」とリアルタイムに連携して工程計画を反映することができます。

(4)実際原価計算(製品原価の正しい把握)

原材料の受入、作業実績入力、外注先からの受入といった生産活動の実績収集を行うことで、正確な実際原価(材料費、労務費、経費)を把握できます。
また、財務会計システムより消耗品費や償却費といった情報を収集することにより間接費の配賦計算が行えるようになっており、間接費も含めた「品目別費目別実際原価」が把握できます。

(5)簡単情報活用機能(照会遷移機能、データ取出機能)

システムに蓄積された「情報」を簡単に活用できる機能として、①照会遷移機能、②データ取出機能を提供しています。

①照会遷移機能
関連する情報を見たい時は、照会画面から一旦にメニューに戻ることなく、様々な関連情報にジャンプすることができ、コードや番号を再入力することなく簡単かつ効率的にドリルダウンしながら関連情報を参照できます。

②データ取出機能
照会画面や帳表出力時に、EXCELで活用できる「CSV形式」でのデータ抽出機能を備えており、誰でも蓄積された情報を簡単に取出し活用できます。専門知識は不要です。
また、基幹システムのデータを自由に抽出・印刷できる「自由帳表ツール」も提供しています。

3. 機能概要

ASPAC-生産管理 システム全体図

(1)販売管理システム

①EDI機能
電機・電子業界を中心に日本で広く利用されているJEITA/EDIに完全準拠しています。また、得意先固有のWEB-EDIについても連携インターフェースを準備しています。
②受注管理
短納期を実現するための、所要計画入力を装備しています。
受注入力では、得意先品番からの自社品番への変換、ロット別単価、複数納期対応、納入LTを考慮した出荷予定日の計算に加えて、在庫引当・生産計画引当の機能を提供しています。
③出荷管理
様々な出荷形態に対応するため、出荷指示入力、一括出荷指示作成、出荷実績入力、一括出荷実績作成、出荷状況照会等の機能を提供しています。
ロット別の出荷情報の登録も行えます。
④売上管理
出荷日基準、検収日基準の売上計上に対応しています。
また、単価未定の出荷にも対応しており、売上検収入力を利用して売上単価の設定が行えます。
⑤請求・売掛金管理
請求書の発行、入金入力、売掛金の管理が行えます。
請求内容の確認はすべて画面上で行えるように、各種の照会機能を提供しています。

(2)生産管理システム

①生産技術情報
品目マスタ、構成マスタに加えて加工工程を管理する「工程手順マスタ」を備えており、部品加工業が必要とする工程管理機能が充実しています。部品表照会は、ツリー形式で分かりやすく表示されるとともに、正展開、逆展開のいずれにも対応しており、関連情報を簡単に検索できるようになっています。
②生産計画
受注情報(内示を含む)から自動的に生産計画を立案する、「生産計画自動立案」機能を提供しています。
生産計画引当機能も装備しており、多品種少量短納期のお客様でも、モレの無い確実な生産計画を立案できます。
③資材所要量計算
所要量計算を行うことで、必要原材料の発注数・納期計算や工程納期の自動計算が行えます。計算方式は、製番管理、MRP管理、発注点管理を提供しており、生産するものに合わせた最適な計算方式をお選びいただけます。
④手配確定処理
所要量計算の結果にもとづいて、人の判断を加えた上で、各工程への作業指示、原材料の発注が行えます。
工程計画立案支援機能(AsPLANer)を活用して、機械別工程計画(ガントチャート)の立案が行えます。
⑤工程管理
作業指示にもとづいて、生産実績の入力を行うことにより、工程進捗状況の把握が行えます。また、品質管理として不良管理機能も提供しており、日別・機械別・品番別の不良発生状況を確認できます。
⑥在庫管理
在庫の調整、棚卸が行えます。
充実した在庫照会機能を提供しており、現在庫・経理在庫の確認、入出庫履歴の確認、計画にもとづく未来推定在庫の照会等が行えます。ロット管理品目については、ロット別在庫、ロット別入出庫履歴の確認に加えて、ロット追跡もできるようになっています。
⑦原価計算
マスタ情報にもとづく「標準原価計算」、生産実績情報にもとづく「実際原価計算」が行えます。

(3)購買管理システム

①発注・支給管理
仕入先・外注先への発注書発行に加えて、外注先への支給品管理が行えます。
支給品管理では、支給予定、支給品の出庫、支給実績の把握という一連の機能を提供しています。
②入荷管理
入荷時は、入荷と同時に仕入計上まで行う「受入即検収」と、受入検査後に仕入計上を行う「検収後仕入」の機能を提供しています。
また、発注情報にもとづく入荷予定や納入遅延の管理も行えます。
③仕入管理
仕入返品や値引等の処理が行えます。
また、単価未定の入荷にも対応しており、検収入力を利用して仕入単価の設定が行えます。
④支払・買掛金管理
支払明細書の発行、出金入力、買掛金の管理が行えます。
支払内容の確認はすべて画面上で行えるように、各種の照会機能を提供しています。

(4)運用支援システム

①マスタ管理
システムに必要となるマスタを一括管理します。
品目の登録支援機能として、既存品番の内容をコピーして新品番の登録が行える複写機能を装備しています。
②セキュリティ・内部統制対応
セキュリティ機能として、ユーザIDのパスワード管理、担当者の権限ランクによる使用メニューの制限が行えます。
内部統制機能として、入力、マスタ保守の登録・修正・削除ログに加えて、利用者ごとのシステム操作ログを取得しています。
③運用監視・運用支援機能
運用監視機能として、端末ごとの実行業務を管理する「実行状態照会」、「運用ログ照会」を提供しています。
また、運用支援機能として、各端末のメニューにお知らせを表示する「お知らせマスタ」や、帳表再発行メニューを提供しています。